葉真中顕のブログ

作家・葉真中顕/はまなかあき のお知らせブログです。

謎々将棋・囲碁。

どもども。

将棋・囲碁ミステリーのアンソロジー『謎々将棋・囲碁』(角川春樹事務所)が発売になりました。

謎々 将棋 囲碁

謎々 将棋 囲碁

葉真中は『三角文書』という作品で参加しています。
これは、はるかな未来、猫型人類(!)のヒフミーン=メイ・ジーン(!!)が、古代遺跡から発見された将棋の棋譜を解読してゆく──というお話。
かなり変化球な将棋ミステリーですが、個人的にはとても気に入ってます。

ま、私はともかく、他の執筆陣、めっちゃ豪華です。よかったらご一読くださいませ~。よろりんこ。

啓文堂書店・文庫大賞にノミネート。

どもども。

啓文堂書店の文庫大賞に、拙著『絶叫』がノミネートされました!

www.keibundo.co.jp


大変光栄です。
もし、これから『絶叫』読んでみようと思っている方いらっしゃいましたら、是非、お近くの啓文堂書店さまでお買い求めいただくとありがたいです!

また、明日は新刊『政治的に正しい警察小説』が発売になります。
ともども、よろしくお願いします~。

新刊とイベント。

どもども。
10/6、新刊『政治的に正しい警察小説』が発売になります。

政治的に正しい警察小説 (小学館文庫)

政治的に正しい警察小説 (小学館文庫)

今回は短編集です。

社会派ミステリーの書き手、ハマナコアキ(!)が、政治的正しさを追及した警察小説を書こうとするが……
という表題作をはじめ、尊厳死児童虐待、冤罪、将棋、カレーと様々なテーマで、シリアスからコメディまで取りそろえております。

自分で言うのもなんですが、どれも面白いですよ~。自信作です!
文庫オリジナルなので、価格サイズともにお求めやすくなっています。よかったら、ぜひ、ご一読ください!

また、この新刊の発売を記念して、10/22、総選挙の日ですが、渋谷の大盛堂書店さまで、トークイベントをやることになりました。
http://www.taiseido.co.jp/event20171022.html

ぶっちゃけ、私、一般知名度ほとんどないので、集客が滅茶苦茶不安です(^^;)
できるだけ、こういうイベントでしか聞けないような話をしたいと思っています。
当日、お時間ありましたら、みなさまお誘い合わせのうえ、ぜひお越しください!

よろしくお願いします~<(_ _)>

別冊文春で新連載『セルロイド』。

どもども。

本日、8/18発売の別冊文藝春秋にて、『セルロイド』という連載が始まります。

別冊文藝春秋 電子版15号 (文春e-book)

別冊文藝春秋 電子版15号 (文春e-book)

アニメ業界を舞台にした、人間ドラマ的な何かです。
今作は殺人事件が起きるタイプのミステリーではありませんが、話が進むにつれ、ちょっとした仕掛けが炸裂する構成になってます。

よかったら、ぜひご一読を。
よろしくです~。

ベスト本格ミステリ2017。

本格ミステリ作家クラブ編・選の『ベスト本格ミステリ2017』に、去年雑誌で発表した『交換日記』という作品が載っております。

こういったベスト・アンソロジーに選ばれるのは光栄ですね。
本格ミステリ……か、どうかはわかりませんが、かなりトリッキーな作品です。
よかったらご一読くださいませ~。
よろしくです。

『アイアムアヒーロー THE NOVEL』文庫化

どもども。
お知らせ遅くなりましたが、スピオフアンソロジー『アイアムアヒーロー THE NOVEL』が文庫化されました。

アイアムアヒーロー THE NOVEL (小学館文庫)

アイアムアヒーロー THE NOVEL (小学館文庫)


私は「GAME is OVER」という、ゾンビと将棋を混ぜ込んだ、異色の作品で参加しておりまする。
未読の方はこれを機に、どうぞよろよろ。

将棋と言えばたまたまなんですが、今年は将棋をモチーフにした短編を、あと二本、発表する予定があります。
一本は雑誌企画のアンソロに、一本は夏頃発売予定の短編集に収録される予定です。

また告知しますので、これらもよろしくお願いしますです。

吉川新人賞の結果と『絶叫』文庫版発売。

どもども。

吉川英治文学新人賞は、力及ばずでした。
受賞は、本城雅人さんと、宮内悠介さんでした。おめでとうございます。ぐぬぬ

文学賞、最後の一歩がなかなか遠いですね。ノミネートされるだけでも、もちろん光栄なのですが……、やっぱりどうせなら欲しいですよね。まあ、欲しいもの全部手には入ったら世話ないのですが(^^;)

まあ、とりあえずは余計なことを考えず、目の前にある仕事を一つ一つ一生懸命やっていきたいと思います。


で、それはそれとして、拙著『絶叫』の文庫版がこのたび発売になりました。

絶叫 (光文社文庫)

絶叫 (光文社文庫)


現時点で、最も評価されている作品だと思います。
私としても全身全霊を込めて書いた渾身の一作でもあります。
損はさせませんので、持ち運びやすくお求め安くなったこの機会に、是非手に取っていただければと思います。


文庫版解説は、単行本刊行時に対談させていただいた社会学者の水無田気流さんです。
品の背景となる戦後日本の社会構造や、〝「女の幸せ」という亡霊〟について、非常に鋭い分析をしていただいてます。本編と合わせて、こちらも是非ご一読いただきたいと思います。


どうぞよろりんこ。